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SATとは

Scholastic Aptitude Test の頭文字をとったのがSATです。米国の高校生が大学を受験する際の学力を測る共通テストです。2005年3月から新しい SAT が導入され、米国の大学の授業内容に沿ったた試験内容となっています。テストには、Reasoning Test(論理思考テスト)とSubject Tests(科目別テスト)の2種類があります。一般的にSATといえば、Reasoning Testを指します。

SATの構成

SATの受験では以下のような配分になっています。

セクション 問題数 スコア 制限時間
Critical Reading 23〜25問(各25分セクションにつき)、19問(20分セクション) 200-800 70分(25分×2、20分×1)
Math 18問(25分)、20問(25分)、16問(20分) 200-800 70分(25分×2、20分×1)
Writing 35問(25分)、14問(10分)、エッセイ1問(25分) 200-800
エッセイ: 2-12
60分(10分×1、25分×1、エッセイ25分×1)
Unscored 出題されるセクションにより異なる 採点されません 25分(Critical Reading、Writing、Mathのいずれか1セクションを出題。テスト開発に使用)

Reasoning Test 出題内容

Reasoning Test は以下の3セクションから成る。また、スコアにはまったく影響しない Unscored Section(25分)があり、3セクション(Writing のエッセーを除く)のいずれかから出題される。

Critical Reading(70分)

従来のSATの Verbal Section の部分に相当する。語彙力と文の構造、理論の展開を理解する技能を調べるもの。Sentence Completions(文章完成)と Passage-based Reading(読解)の2つから成る。Sentence Completions では、2カ所を埋める穴埋め問題がある。Passage-based Reading では、長文・短文の内容や著者の意見、文章から推測される内容を問う問題が出される。

Verbal Section からの変更点は、Analogies(類推)が削除された。新設のPassage-based Reading では、従来の Critical Reading で出題された long reading passages に short reading passages が追加されている。

Writing(60分)

 

新たに加わったセクションで、英文法の知識や文章構成能力を測る。Multiple-Choice(多肢選択問題)と Short Essay(エッセー)の2つから成る。

Multiple-Choice には、Identifying Sentence Errors、Improving Sentences、Improving Paragraphs の3種類がある。文章構造や文法、語法などの間違い探しや、単文・エッセーの主旨を把握して答える。

Short Essay では、与えられたトピックについて自分の見解をまとめる。単語や文法の正しい用法、明確でかつ論理的に書けるかがポイント。英語が母語でない受験者にとっては、難易度が高い。エッセーでは、特に欧米の論文形式を習得しておく必要がある。

Mathematics(70分)

Mathematics は、数学的能力を測る。主に、Statistics(統計学)、Algebra(代数)、Geometry(幾何)が出題される。出題は Multiple-choiceが中心だが、Student-Produced Response Question(通称、“grid-in”)という形式の問題が10問ある。“grid-in”の場合、計算して出した解答をマークシートに記入し、それぞれ回答欄(grid)に該当する数字の番号を塗りつぶす。このセクションには、計算機の持ち込み可。  従来の Math Section から Quantitative Comparisons(数量比較)が削除された。その分、estimation(推計)や number sense(数感覚)などは Multiple-choice で測定されるようになっている。

Subject Tests 出題内容

Subject Tests には、英語、歴史・社会学、数学、自然科学、語学の5分野がある。これらがさらに細分化され、英米文学、アメリカ史、世界史、数学(レベル1、レベル2)、生物学、化学、物理、リーディング問題のみの語学(フランス語、ドイツ語、近代ヘブライ語、イタリア語、ラテン語、スペイン語)、リスニング問題を含む語学(中国語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、スペイン語)がある。

大学によって、受験科目を指定するところ、出願者が選べるところがある。スコアを求めない大学などもある。この Subject Tests のスコアは、学生が志望校へ自分の得意分野をアピールする機会。一方、大学にとっては入学の判定基準としてだけでなく、学生の入学後のコース振り分けや、進路相談の参考に利用できる。

申し込み手続き

The College Boardのサイト http://www.collegeboard.com から直接申し込む。この場合、受験料のクレジットカードの支払いは、VISA、MasterCard、Discover、American Expressのいずれかに限られる。

SAT (Reasoning Test)US$ 41.50 (登録料含む)
SAT (Subject Tests)リスニングを含む外国語 :US$ 19.0 (1科目あたり)
その他の科目 :US$ 8.0 (1科目あたり)
登録料として Subject Tests には、全部でUS$18が必要

スコア

スコアを知るには、オンライン(要登録)、電話、郵送の3つの方法がある。オンライン、電話は受験日から約2週間後、郵送は約3週間後に通知。4校までは受験料に含まれるため、無料で通知。受験時に指定した希望留学先へ College Board 本部から直接送付。追加でスコアの送付を希望する場合、1校につきUS$9.0。

 

オンラインのスコアレポートは無料、24時間確認可能。また、エッセーの成績通知、正誤・無回答数、素点、スコア履歴などの確認可。

試験会場

 

札幌、仙台、東京、横浜、大阪、名古屋、神戸、福岡、米軍基地のある三沢(青森)、横須賀・座間(神奈川)、佐世保(長崎)、玖波崎(沖縄)など。ただし、テスト実施日により、会場・受験科目などが異なるので注意。

問合せ先

The College Board SAT Program Customer Service
Eメール:sat@info.collegeboard.org
TEL : 米国 + 1 609 771 7600
(米国東海岸時間 月〜金、8:00〜20:45、夏時間採用時期は 8:00〜17:45)
試験の運営は全てThe College Boardが管理。

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